反射性頻脈を起こしにくくする

心臓病など高血圧関係の持病を抱えている方と関係が深いのが、反射性頻脈です。血圧に問題がある方が、突然立ち上がったりして急激に血圧が変化すると、身体が元に戻そうと働きかけ、心拍数が一気に増加することがあります。
急に身体を起こして目の前が真っ暗になったり立ちくらみ状態になってしまわないよう、身体が反応した結果、心拍数が増えて頻脈状態になってしまうと言うわけです。
反射性頻脈はこういった日常の動きによって引き起こされることもありますし、ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬など血圧を下げる為の薬が原因になることもあります。アダラートも高血圧の治療薬で、カルシウム拮抗薬に分類されますからこういった副作用を誘発する恐れがありましたが、現在はアダラートの改良版アダラートLの開発に成功し、継続して服用しても反射性頻脈のような副作用が起こりにくくなっています。
アダラートとは商品名で有効成分はニフェジピンと言いますが、従来のアダラートは服用後、血液中の薬物濃度が高まるにつれて血管も拡張し、顔が赤くなったり頭痛に悩まされることが少なくありませんでした。
その為、アダラートLは有効成分を時間をかけて放出させることができる為、1日2回と少ない服用回数で済み、より服用しやすくなっています。
更に血圧降下作用を緩やかにしたアダラートCRは薬の効果が24時間も続く為、1日1回の服用でOKです。
高血圧はただちに生命が奪われる病気ではありません。ですから薬の辛い副作用を嫌い、処方して貰った薬を飲まずに放置したり、病院に通うことをさぼってしまっている患者さんも大勢いらっしゃいます。
現在は改良版アダラートL、CRのように、飲みやすい薬がたくさん出ているので、医師の指示通り薬剤治療を続け病状を悪化させないように気をつけましょう。